会社紹介

社名のRIOGRANDEは、ポルトガル語で【大河】を意味しています。
小さな日本では想像できないような大陸の雄大な川を指し、中南米では一般的な言葉です。
アメリカ南部とメキシコ国境付近を流れるリオグランデ川は、実に全長3,030kmです。
日本の国土、最北端から最南端までの直線距離は偶然にも3,020kmです。一生のうち日本全部を見てみたいと言うのも希望の一つです。
また、本州青森大間崎から山口下関までおよそ1600kmと言われておりますので、はるか遠い現実です。

見知らぬWONDER FIELDにあこがれを持ち、旅を重ねる釣り好きの方は多いです。日本国内でもまだまだ見知らぬ土地が多く存在しているのに、世界はとても広いですね。
発見、Fishing パラダイスとの遭遇・・つきない想いが広がります。

大きな意味を持つ社名ですが、憧れや夢を抱きながら、皆さまの喜びを想像しながら製品開発をしていきたい。
その様な気持ちで製品開発に取り組み社会へも貢献したいと考えています。

代表者から

3.11埼玉県での法人化の準備に追われる中、とても悲しい瞬間が訪れてしまいました。
私は仙台に家族を残したまま単身赴任、週末で疲れもありあと一仕事を終えたら仙台への帰路に向う処でした。
無残にもそれは起きてしまいました。
とても多くの人にとって辛い出来事になってしまいました。
改めて犠牲になられた方々へ御冥福をお祈り申し上げます。
また、被害に遭われた方々に謹んでお見舞い申し上げます。

仕事の関係で6年間仙台で暮らし、東北各地に出向きました。とても多くの思い出がある沿岸各地。
冬場は毎週、仙台からいわきまで沿岸を走り、常磐道を使っての通勤でした。遠路の楽しみは休憩がてらに立ち寄る漁港や点在する野池の風景でした。
3月7日物凄く寒い日でした。埼玉に向かう途中、いつもと変わらず美しい南相馬の請戸漁港に立ち寄りまいした。初夏になったらここで釣りしようと蒼い海を眺めた事を忘れられません。

人々とのふれあいや家族との思い出の場所、名も知らないあの人は無事なのか。思いは尽きません。
法人化は予定より遅れてしまいましたが、それ以上に多くの人に出会い助けられたこの数カ月が人生の最も大きな財産となりました。出逢ったばかりの埼玉県の方々、古くからの友人達にも、大変ご心配をお頂き感謝しております。

ガソリンも全く手に入らず車を置き去りにして、運良く乗れた仙台からの夜行バスで家族と共に移動しました。
急遽決まった移動、深夜にも拘わらず多くの東北の仲間からエールを頂き涙があふれてしまいました。

辛い想いはあふれるほどで、私達家族だけ仙台を離れていいのか、未だ苦しむ東北の方々を思うと気持ちは揺らいでしまいます。
その思い、応援して頂いている方々の思いを抱き、皆様に親しまれる会社を目指し、生まれ育った埼玉県に貢献し、
そしていつしか東北に恩返しが出来る企業になりたいと言う目標を掲げて臨む所存です。
多くの方々にとっても厳しい状態が続きますが、何卒応援宜しくお願い致します。